ホテルの朝ご飯に堪能した私たち。
しっかり食べたのには
理由があります。
今日は
久々に伏見のお稲荷さんにお参りに行く予定だからです。
稲荷山は一周回って色々お参りすると
全行程3時間ほど歩くので
しっかり腹ごしらえしなくちゃね！
でも
実はわたし、最近左の股関節が痛くて
ちょっと山登りは不安だったんです。
なので、
ご本殿で最初に
「今日は無事お山を登ることが出来ますように」
とお願い致しました。
それと
今回はその痛みもあって
少しいつもとは違うルートにチャレンジしようと
思っていたのです。
いつもは四つ辻を通って登るのですが
今回は熊鷹社にお参りしてから
ちょっと戻って
新池を左に見ながら
池に沿って山を登って行くコースを選びました。
そこまでは
観光客だらけで
いやもう90％外国人の観光客でしたけれど
道を変えて数分過ぎると
完全に主人と二人だけになってしまい
足下も
草をかき分けて歩くような道になりました。
木に巻き付けられたピンクの紐を目印に
前を進みます。
おまけに途中からぬかるんで
足を取られるような道になるし・・・
（マジでこの道、行けるんだろうか）
正直、少し不安になりました。
そもそもこの道を見つけたのが
簡単な稲荷山の地図で
今から思えば
よくあの地図で登ろうと思ったな・・
と、思うくらいの地図だったんですけれど
きっとお稲荷さんが連れてって下さったんでしょうね
数分ぬかるんだ道を歩いたら
突然別の道にぶち当たり
そこからはまた舗装された道路になりました。
ほっとしたのも束の間。
あれれ。。もしかしたら稲荷山とは
離れてしまったんじゃないだろうか
と、不安になるくらい
お社がひとつも見えないのです。
ただ、どうゆうわけか外国人の旅行者の人が
何人も歩いてらっしゃる。。
てことは
海外の人向けの案内には
きっと載ってるルートなのかもしれません。
ダメなら引き返すか。。
それにしてもかなり歩いて来ちゃってるし。。
主人に
「本当にこの道で合ってるの？」と言われても
半分自信が無くて・・
とても不安な気持ちでしたが
これが歩いてみると
なかなか良い道なんです。
のどかな風景が続いていて
桜も満開です。
竹林の間を通ったりして
何気に気持ちの良い道です。
すると突然、
またお塚がいくつか見えて来ました。
良かった～
稲荷山からは外れていませんでした。
あとから気がついたのですが
この赤い柵で囲まれてる場所が
桜井識子さんが本に書かれていた白菊の滝でした。
お不動様がいらっしゃったので
ご挨拶してから
お水を手に取り、頭にちょんちょんと
頂きました。
右奥に見えてる桜が
綺麗なピンク色で
風に舞いながら花びらが散ってきて
本当に綺麗でした。
主人とわたしと
数人の外国の観光客の方しか居なくて
桜を愛でながら
ゆっくりお参りさせて頂きました。
千本鳥居のあたりは
人が多すぎてなかなか前に進めなかったですが
ここにはほとんど人が居ませんでしたので
かなりラッキーでした。
道路へ戻ると
簡単な矢印があり
この先、稲荷山と書いてあるので
登っていけるんだろうけれど
果たして、いつもの道に出れるのかしら
現在地がよくわかりません。
場所的には
かなり右端のはず。
多分ここから急激に登るんだろな
よし！！行くっきゃない！！
と、覚悟して登ります。
結果的には
驚くほどあっという間に
登ることが出来ました。
確かに登ることは登りましたけれど
いつもの四つ辻から登るよりも
実はこちらの方が楽だったんです。
本当、不思議～！！
あっという間に一ノ峰まで登れちゃいました！
もしかしたら
いやきっと・・・
神様がお力を貸して下さったのだと思います！
一ノ峰では
ご神前が長蛇の列でびっくり。
平日なのにね
春休みだからでしょうか
沢山の方が並ばれてましたので
並びながら先に色々と神様にお話をして
お参りを済ませました。
下りも
案外足に堪えます。
あと、わたしの大好きな
眼力社に寄って
最近までに起きた事を
神様にご報告して
この先、色んな事が上手く運びますように
と、お願いをして
お山を下りました。
最後に口入れ人形で有名な
荒木社で
長女に良いご縁がありますように
と、お願いをして
ご本殿に戻ってやっと一周
ちょうど3時間ほどでした。
運良く太鼓の音が鳴り
気分も最高でお参りを終えることが出来ました！
最後は恒例の
聖護院八つ橋のお店で
抹茶アイスを購入！
頑張って登ったご褒美です。
ほんと、あんなに登れるか不安なくらいに
股関節が痛かったのに
息も切れずにお山を登れて
痛みも全然無いし
ありがたかったです。
稲荷山の神様ってほんと凄いわ～
