先日
叔父の命日でした。
叔父は5年前に癌で亡くなったのですが
奥さん子供が亡く
入院して数ヶ月後に
姉である
私の母のところに連絡があって
初めて病気だという事を知りました。
わたしの祖母と同居していた叔父ですが
祖母が亡くなったあとは
兄弟で
色々と、もめ事があったらしく
疎遠になっていたのです。
元気な時は
破天荒な叔父でしたので
当初は
「お前らの世話にはならん」と
少々お見舞いに行くのも
怒鳴られるのを覚悟で大変だったそうですが
だんだん病状も悪化して
最後は
姉であるわたしの母と
姪であるわたしの妹とその孫・・
ややこしいですね(^_^)
とにかく
叔父には身よりが無い状態でしたが
ちょっと遠めの親戚がわんさかと集まって
最後はみんなで見送った・・
という感じでした。
その叔父も亡くなって5年になります。
ちょうど元号が変わる前の日に旅立ちました。
母も父の家に嫁いでいますし
叔父の仏壇を持つことは出来ませんから
現在も、お仏壇が無い状態です。
お墓も本人の希望の場所に入ってますので
わたしたちは遠くて
なかなかお参り出来ません。
ですが
叔父の命日は
姉である母が遺影に手を合わせ
わたしも我が家でお水とお線香を焚いて
なんちゃってですけれど
お経を唱え
妹は妹で
家族で叔父を偲ぶ歌を歌って
みんなで賑やかに手を合わしたそうです。
これはこれで
叔父は幸せだと思ってくれてるんじゃないかな
立派なお墓があって
仏壇があっても
お水もあげず、扉も閉めたままのおうちがある
という話も聞きますし
うちの認知症の義母も
認知症になる前から
実のご両親やお姉さんの命日や
ご主人の命日さえも忘れてましたもの。
その人の宗教観や
供養には
それぞれの形があるでしょうし
義母が間違っているとか
そうゆうふうには思いませんが
ある意味、叔父はこれでも
幸せなんじゃないか。。。と
思うんですよね
毎年、こうやって思い出して
手を合わせてくれる人がいる。
わたしだったら
ありがたいな~と感謝すると思うんですけど
どうかな?おっちゃん??