珍しい青のりアイスと
焼きナスアイスを食べたあと
また55号線を走り
28番札所、大日寺を目指します。
わたくしのお遍路のバイブル
こちらの本の中では
一応ドライブ難所として記載されています。
まず
最初に右折する時に
結構いきなり坂道になりますので
気をつけて曲がって下さいね。
その先も道が細く
木が生い茂っていて暗く
見通しがわかり辛く思いますが
気をつけて走れば
距離は長く無いので
問題なく辿り着けると思われます。
駐車場は30台ほど停められるでしょうか
結構スペースはありました。
無事に辿り着いて
さあ!お参り!
と、思って奥へ進んで歩き始めてると
お参り終わりの先輩お遍路さんから
「こっちじゃないよ~後ろ後ろ」と教えて頂きました。😓
駐車場から少し来た道を少し戻ると
山門へ続く石段が見えました。
その階段を登り切ると広い境内が見えて来ましたよ。
(写真のアングルが悪すぎるけど・・・・)
駐車場のあたりの感じと違って
開けた空間に大きなお堂が正面に建っています。
お参りし終わってから
よくよく見ると・・
ご開帳???と書いてあるじゃないですか
よくよく調べずにお参りに来たのですが
お聞きするとなんと
50年ぶりのご開帳だそうです。
しかも
期間を見ると令和5年の春と秋
それぞれ1か月のみ。
これは
是非ご縁を頂きたい!と思い
早速拝観させて頂くことにしました。
中に入ると優しい係の方が
奥まで案内して下さり
由来などを丁寧に説明をして下さいました。
ご説明して下さってる方のご両親は
ずっと信心されてたのに
生きてる間に、御本尊のお姿を拝見することは
出来なかったそうです。
50年ぶりのご開帳ですものね。
なんだか急に来て
こんなチャンスに遭遇して
申し訳ないような気がする一方で
正直、御本尊を目の前にしたら
案外美術館で見る仏様のように
「ふ~ん。これがその仏像なのか~」
って感じで
さらっと見て終了!になったりして
そうだったらさらに申し訳ないな。。
なんて思いつつ
目の前に座らせて頂いて
実際お姿を拝見すると・・・
高さ146㎝ 中国四国地方の寄せ木造りの
仏様としては最大級だそうですが
大きさだけでなく
凄い仏様でした。
なんなんだろう
惹きつけられるとゆうのか
初めてお会いしたのに
ずーっとお顔を拝見していたいと思ってしまう仏様なんです。
その場にいるだけで心が穏やかになるし
仏様の慈悲と言うのでしょうか
目に見えない力に癒やされているのか
そろそろ次に行かなきゃと思うのに
足が動かない。
ずっと前でお顔を拝見して
座って居たくなる仏様なんです。
ほんとに
夫婦揃ってなかなか立ち上がれず
係の方の
「良いんですよ。ゆっくり拝んで行って下さいね」
のお優しい言葉に甘えて
しばし御本尊の前でまったりさせて頂きました。
いや~ほんとに
素晴らしい仏様でした。
ラッキーだったな
このご縁に感謝だなと思いつつ
納経所へ・・・
納経所は少し離れた場所にあるのですが
ここのお庭がまたとても素敵なんですよ!
綺麗に手入れをされておられて
四季折々、色んな花が咲くんだろうな
と、いうお庭でした。
駐車場へ戻る道も
紅葉には少し早い時期ではありましたが
その頃にはきっと素晴らしい景色になるんだろうなと
思いました。
ただ
ここで大失敗!
奥の院への案内の看板を目にしていたのに
(まぁ。今回は良いか・・・)
とスルーしちゃったんですよね。
がんばって奥の院へ行ったならば
お大師様が楠で彫られた
「爪彫り薬師」がお祀りされていて
お加持水があったんですよ~
たった5分で行けたのに
奥の院→山道てくてく・・
と思い込んでしまった私。
あぁ残念。。
これから行かれる方は是非
お参りしてみて下さいね。
そうそれから
このあたりの道を走っていると
龍河洞という文字をよく見ました。
大日寺から2㌔程だそうです。
1億7500万年もの時間を掛けて
形成した石灰岩の鍾乳洞だそうです。
弥生時代の穴居生活の跡もあるそうですので
ご興味のある方はお参りの機会に是非!
私たちも30年ほど前に家族で行ったことを
懐かしく思い出しましたけど
今回は先を急ぐのでスルー!!
次の国分寺へと向かいます。
29番札所国分寺へは11㌔30分掛かりますよ~
大日寺
〒781-5222
高知県香南市野市町母代寺476
電話: 0887-56-0638
御本尊 木造大日如来坐像
四国八十八か所28番札所
駐車場から本堂までは約1分
駐車場 無料