88か所廻っていると
どれもこれも
同じようなお寺に見えるかと思うんですが
意外と
お写真見るとしっかり覚えているもんですね
そうそう
ここはこんなお堂だったとか
ここは石がいっぱいあったとか
お庭がとても綺麗なお寺だったとか
色々印象深いんですが
ここ、石手寺は
その中でも印象深いお寺でした。
境内の中に草餅のお店があったり
お楽しみ満載って言うのかな
境内のあちこちに
色んな仏様がいらっしゃたりして
とても賑やかなお寺でした。
めちゃくちゃイケメンなお大師様を発見!!
恵比寿様がまさかの鯛に乗っかる像
こちらは
衛門三郎さんの像ですね。
(奥の方に 草餅のお店が映っています。
本当は朝から草餅食べる気満々だったのですが
色々車の中で食べてしまって断念したんですよね。
折角だから食べときゃ良かった。。。)
お遍路さんの元祖と言われる
衛門三郎さんですが
簡単にどんな方かと言いますと
衛門三郎さんは
平安時代の伊予の豪族で
かなりの権威を振るっていたそうです。
ある時、托鉢に訪れた僧を追い払おうとして
僧の鉢を竹ぼうきでたたき壊してしまいます。
この僧こそ、お大師様でした。
その後、衛門三郎さんの子供8人が
次々と死んでしまうという不幸に見舞われました。
反省した衛門三郎さんは
お大師様に許しを請うため
四国のお寺を廻ります。
これが四国遍路の最初と言われているそうです。
お大師様を追って
お寺を廻りますが
20回廻っても会えません。
じゃあ逆に廻ったらどうだろうと言うことで
21回目は逆に廻りました。
するとやっとの事で
焼山寺の麓でお大師様に会うことが出来ましたが
とうとう力尽きて倒れてしまいます。
お大師様が
衛門三郎さんに
「何か望みはあるか?」と問われると
「また河野家に生まれ変わりたい」と願われたとの事。
お大師様は衛門三郎さんの手に
名前を刻んだ石を握らせます。
衛門三郎さんが亡くなって翌年の事
伊予の豪族河野家に男の子が産まれました。
なんと、その男の子が
「衛門三郎」と書かれた石を
握って生まれて来たそうです。
衛門三郎さんの願いは叶ったのですね・・
この伝説から
石を手に・・で
石手寺 という名前になったそうです。
こちらの仁王門は国宝。
本堂、三重塔、鐘楼なども鎌倉時代のものが
多数あるそうです。
他にも
仏様の絵やら
仏像が沢山ある
賑やかな場所もありました。
石手寺は
賑やかで見所満載
とっても楽しいお寺でした。
石手寺
〒790-0852 愛媛県松山市石手2丁目9−21
電話: 089-977-0870