禅師峰寺を出た頃は
15時を過ぎていましたので
そろそろ車の混雑も目立ってきていました。
ちょうど桂浜のあたりを通るので
道路からちらっと見える景色は絶景です。
時間があれば桂浜へも寄りたいな～と思いつつも
今回はお預け(..;)
桂浜は30年くらい前に家族で行ったんですよね
坂本龍馬像！覚えています。
闘犬も見たはず！！
もう一度行ってみたい気持ちはありましたが
今回はお遍路さんに集中！ということで
諦めました！
道路はやや混んでいましたが
ありがたい事になんとか16時15分頃には
雪蹊寺に到着する事が出来ました。
よく見ると竹林寺あたりから
お見かけしたお遍路さんが
禅師峰寺でもお会いして
雪蹊寺でもお会いする。。という
お遍路あるあるを体験しました。(^_^)
後ろをついて走った訳でも無いし
皆さんどのルートを通ったのかわかりませんが
不思議と次のお寺に辿り着くと
いらっしゃるわ～～！という感じでした。
駐車場から少しの階段を登るだけで
ご本堂へは数分で到着という
とてもありがたいお寺でした。
こちらのお寺は
真言宗ではなく臨済宗のお寺だそうです。
お遍路のお寺は全部真言宗では無いんですよね
最初にお大師様が開創された頃は真言宗で
高福寺というお名前だったそうです。
その後「慶運寺」とお名前が変わりましたが
またまた時代が変わりお寺は荒廃。
その後、戦国時代の土佐領主である長宗我部元親が再建。
現在の雪蹊寺というお名前は
長宗我部元親氏の死後
後を継いだ四男の盛親氏が元親の法名から取って
定めたそうです。
現在は長宗我部家の菩提寺となっていて
嫡男のお墓もあるようです。
坂本龍馬の剣のお師匠様のお墓もあるそうですよ。
あと終戦の時に
こちらの当時のご住職が首相より
いかに戦争を終わらせるかの相談を受けられたそうです。
その首相にあてた書簡の中の
「堪え難きを耐え忍び難きを忍び」の言葉が
陛下の玉音放送で使われたそうですよ。(ﾟДﾟ)
こじんまりとしたお寺ですが
運慶の仏像があったり
長宗我部家の菩提寺だったり
玉音放送の元になったお手紙を書かれた
ご住職がいらっしゃったお寺だったりと
歴史を感じるお寺でした。
16時を過ぎていましたので
そろそろお寺の方が
お片付けを始めてらっしゃいました～
蝋燭だったりお線香だったり
いつも綺麗にして下さって感謝感謝です。
鬼瓦が西日に照らされてかっこいい～！！
今日一日
長旅でしたが
無事すべて計画通りお参り出来ました。
ありがとうございました！
雪蹊寺
〒781-0270 高知県高知市長浜８５７−３
電話： 088-837-2233
御本尊：薬師如来
四国八十八か所第33番札所
駐車場：無料駐車場有りとなっていますが
となりの奉神社の土地に
停めさせて頂く事になりますので支納制で100円お納め致しました。
あまり広くなく道路沿いなので入出庫注意
無事本日予定のお参り7寺＋3寺を打ち終わりました。
これからホテルに向かいます。
やった～～！！
高知の美味しいご飯が待ってるぞ～～！
