結婚して3年
待望の赤ちゃんが産まれました!
でもいざ産んでしまうと
出産するまでの
るるるん気分と一転して
「親になるって大変!!」
そんな気持ちでいっぱいでした。
それまで
(お姑さん大嫌い)と思ってた私も
お姑さんになんとな~く助けられていたのかも
と思うようになりました。
これからは一人の子の親として
自分が責任を持たなければいけないんだなと
つくづく思ったものでした。
そして、それまでは実家はわたしの家だと
思っていたのが
すでにわたしはそこの住人ではないという事にも
気付いたんですね~
あぁ
わたしの居場所はもう嫁ぎ先なんだ
と、3年経ってやっとわかったのでした。
それから育児に追われながら
日々が過ぎて行きました。
まだ仕事をしていましたので
産休が明けると仕事に戻る事になりました。
ですが同居をしていますので
当然、保育園などには入れられません。
なので仕事へ行く時には頭を下げて
毎回義母にお願いしないとダメでした。
嫌味を言われながらも
なんとか続けて来ましたが
だんだんそれも叶わなくなり
会議などの時に
子連れで出かけなければならなくなりました。
当時はチャイルドシートみたいなものも
まだしっかりなかったですし
乳児を車に乗せて出かけるのも大変でした。
もちろんわたしのわがままだとわかっていましたが
家に居るのに
お願いしていたにも関わらず
当日になってから
「見ないわよ。連れて行ったらいいじゃない」と言われ
途方にくれる事もありました。
そんな訳で
泣く泣く仕事を辞める事になりました。
その日の事は今でも覚えています。
また義父、義母に座らされ
長々とお小言を言われ
子供に責任を持てないなら辞めなさい!と詰め寄られ
とうとう我慢できずに
辞めるのは辞めますけれど
でも、これはわたしが決めた事で
お父さんとお母さんに
言われたから辞めるんじゃないです!
と反抗しちゃったんですね~
ほんとおくちチャック出来たら良かったのにね~
若気の至りですね
それからまた
怒涛の如く、
ほんとに
実家の親に、どんな育て方をされたんやとか
素行が悪いからなとか
こんな嫁やと孫の教育が云々言われましたっけ
前にも書きましたけれど
やっぱり親の事を悪く言われるのは堪えます。
親にはなんの責任もないですもの。
申し訳ないですけれど余計憎悪感が増しましたし
今でもその時の言い方とか
忘れられないんですよね~
ご本人にチクリと
「昔、おばあちゃんにこんな事言われましたけど~」
って笑って言いましたけれど
「え~?そんな事言ったかしら~?
そんな失礼な事いうかな~」とごまかされました。(笑)
そんなもんですよね
私自身も誰かに対して何気ない言い方で
傷つけてる事がきっとあるでしょうから
でも言われた方は一生忘れられない。
それは自分自身も
反省しないといけない事だと思います。
そんな事があって
その日はもう涙なみだで
ひとり2階の部屋に戻って子供を抱いて泣いてみても
また下から悪口が聞こえて来ますし
思えば義母も今の私の年齢より若かったですし
気の強い人でしたからね
小娘に反抗されたままでは
許せなかったのでしょう
でも無邪気に笑う赤ちゃんを抱きながら
「この子のために辞めるんだ」と言い聞かせて
仕事を辞める事になりました。