介護

お姑さんと同居⑧

ここまで

お姑さんに意地悪された事を

延々と書き綴ってきましたが

長年の同居の中で

わたしもやられっぱなしだったわけではありません。

だんだん逞しくなって

逆にもう何もかも

お義母さんには手を出させないようにしようと

心に決めてからは

自治会の事も家の事もお金の事も

すべて自分でやりました。

自分ですべてやるから文句も言わせない!

と心に決めたのです。

それが良かったのか

あまりに何もしなくていいと言うので

逆にどうしても自分でしたい事には

お金を出して下さいました。

例えばリビングに大きなテレビを自分が欲しい時や

庭の手入れをわたしがする時間がないし

お金を出す気もないとわかると

ご自分でお金を出してでも綺麗にして下さいました。

その点は素直に感謝しています。

こちらが文句を言わせない!という覚悟を決めると

お義母さんにすると

文句を言いたくても

すべてやって貰ってるので

なかなか鬱憤を発散出来ないと言うか

よく「はぁ~おもしろくない おもしろくない」

と言われるようになりました(笑)

それでもどうしても

話相手にはなって欲しいし

でも、絶対口でわたしを負かせて勝ちたい

という気持ちがあるので

ああ言えばこう言う

こう言えば、ああ言うという感じで

一日のうちに暇さえあれば

バトルが繰り広げられました。

それがほんとにめんどくさくて・・・

いい加減解放されたくて

二階に逃げると

二階まで追いかけてきて

「あんた、さっきあんな風に言ったけれど

わたしはそうは思わない」

と言う感じで詰め寄られるのです。

もうほんとに

内心どーでもいいこと

と思ってますので

「はいはい。もうそれで結構です」

と適当に言おうものなら

また問い詰められて

延々と同じ話の相手をさせられます。

わたしの人生の中で

確実に一番しゃべった相手は義母だと思いますが

心に残るようなすばらい内容は

ひとつもありませんでした。

 

 

 

そのうちわたしは

やっと気が付きました。

そうか

この人は

反論したらダメなんだわ・・・

 

 

 

ここまで気が付くのに

時間が流れ過ぎました。

わたしの心が大人になっていたら

もっと早くに気が付けただろうに

 

間違った事を言われると

馬鹿みたいに反論したり

時代の違う事を言われると

今の時代はそうではないんです。

と、あまりに馬鹿正直すぎたんです。

 

 

そこからは

どんなに食いつかれても反論を一切せず

「そうですね~そうですね~

そうなんですか?知りませんでした~」

とうまく切り抜ける技を身に着けました。

 

でもそうすればそうするほど

義母は物足りなさを感じて

イライラが募っていったように思います。

 

 

 

 

 

ABOUT ME
桃子
関西住みの悩み多き主婦、桃子です♪結婚した日からお姑さんと同居してます(泣)子育ても色々ありました。今は介護の真っ最中!趣味は神社仏閣巡り!宝塚や劇団四季他、ミュージカルが大好きです!あと韓国ドラマも好きです。少しでも理解したいとハングルと中国語を人知れず勉強中!

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