先日
京都にプチ旅行に行ってきました。
比較的京都は近いので
しょっちゅうおでかけしているのですが
それでもまだ行った事のない
神社仏閣が沢山あります。
その中でも
ちょっと
変わった場所へお参りに行きましたよ~
今回
伺ったのは
通称「千本ゑんま堂」というお堂です。
正しくは引接寺と言います。
このお寺は
昔、百人一首の歌人としても知られる小野篁という方が
閻魔様のお姿を作ってお祀りしたのが最初と
伝わっているそうです。
小野篁さんと言えば
六道珍皇寺でも有名ですよね
お昼はお役人のお仕事をされて
夜はあの世に行ってお仕事されていたとか
お話としては面白いですけれど
きっと、何かしらの特殊能力を持ってらして
今で言うスピリチュアルカウンセラー的な
人物だったのかもしれませんね!
残念ながら小野篁さんが作られた閻魔さん像は
応仁の乱で焼けてしまったのこと
現在の像は
1488年に仏師定勢によって作られた像だそうです。
今回もまたまた
大好きな桜井識子さんの本を参考にして
お邪魔致しましたよ
京都でひっそりスピリチュアル (宝島SUGOI文庫) [ 桜井識子 ]
北野天満宮近くに車を停めて
大将軍八神社や 千本釈迦堂を巡ったのですが
歩くのが苦にならないタイプの方なら
おしゃべりしながら
京都の町歩きをするのもいいと思います!
コロッケ屋さんとか
みたらし団子屋さんとか
立ち寄りたいお店が色々ありました。
主人とおしゃべりしながら
歩くこと15分
千本ゑんま堂に到着です。
このあたりは京都三大葬送地「蓮台野」の入り口だったそうです。
「化野」「鳥辺野」は知っていましたが
蓮台野の名前は初めて聞きました。
武家や皇族は
仏教で手厚く葬られてたでしょうけれど
一般の人はどうやって葬られていたのでしょう
わたしも過去世で
もしかしたら京都に住んでたかしらん
そんな事を考えながら
お堂へ入ります。
その前に
左手に大きな閻魔様登場!!
かーーーつっ!!
という声が聞こえてきそう!!
お堂はちょっと懐かしい雰囲気
中へ入るとお線香の香りが漂ってきました。
でも
暗くて閻魔様のお顔は拝見出来ません。
中に入っても良いのかしら・・・
よくわからず、うろちょろしていたら
社務所がありました。
御朱印帳を書いて頂こうと覗いてみると
時間ごとに見学があり!
との案内を見つけました!
これは是非見学させて頂きたい!!
そう思って時間を確かめてみると
あぁあああああ
もう時間過ぎちゃってる。。。
だからさ
もっとちゃんと下調べしなくちゃ。。
あー残念残念
と、思いつつ
御朱印をお願いしました。
受付の女性の方が
御朱印を書いて下さったのですが
見学のお話をしていたら
「説明は出来ませんが
せっかくお参りされたので
少しだけ見て行かれますか?」
と、お声を掛けて頂けたのです。
もう、ありがたいやら申し訳ないやら
それからすぐにご準備下さり
なんと、閻魔様のすぐ前でお参りさせて頂きました。
それはもう
大迫力!!
お写真では拝見していましたが
まさかこんな大きなお姿だったとは!
目がね
ほんとに鋭くて大迫力でした。
両サイドの司命さんと司録さんも
怖かったです。
まさに裁かれてる心境。。
昔の庶民の方々は
きっとこのこわ~い閻魔様の顔を見ながら
「怖い怖い。こりゃ悪いことは出来ないな~」
と、思いながら
生活された事でしょうね
わたしも
お顔を拝見しつつ
今まで自分がやらかした
後悔している事を懺悔しつつ
これからは、もうそのような失敗をしないよう
心に誓い
残りの人生をできるだけ正しく生きるように
努力することをお約束して帰って来ました。
それにしても
本来ならばお顔を拝見することも出来なかったのに
こうやって親切な方の計らいで
無事お参りする事が出来るなんて
仏様のお力は凄いな~
と思うんですよね
最近、そんな事が多いように思うのです。
何か特別の催しの時にたまたま遭遇した
とか、
到着した時間がちょうど始める時間だった
とか
こうやって、本来見られないものを
見せて頂けたとか
それは
たまたまラッキーの積み重ねではなく
何か
ご縁を頂いてるように思うのは
気のせいでしょうか・・
気のせいだとしても(笑)
ありがたやありがたやと
日々感謝して生きていこうと思います!