この年齢になると
祖父や祖母だけでなく
叔父や叔母も亡くなり
人の一生を
断片的ですが
考える事が多いです。
もちろん
一生をすべて見聞きした訳ではありませんし
その人生が
良かったのか悪かったのかは
その当人にしか
わからないと思います。
みんなそれぞれ
善し悪しがある人生を送って
終わり良ければ・・・
じゃないけれど
最後に本人が満足出来れば
良い人生だったと
言えるのではないでしょうか
母方の祖母は
若い時にご主人を亡くされて
ひとりで7人の子供を育て
その中でひとりは早世し
ひとりは障害があって
それでも100歳越えて生きた人生だったけれど
祖母は最後
幸せだったと思えたのかな?
後に置いていく障害のある叔母の事が
心配だったのかもしれない・・
叔父は特攻隊に行くはずだったけれど
直前で戦争が終わり
その後は叔母と仲良く喫茶店をして
マスターをしていたけけれど
最後は認知症がひどくて
施設で暴れて大変な最後だったそう。
優しい叔父だったのに・・・
叔父は自分の一生を終えて
どう思っているのかな。。
叔母は
障害がある中
それでも親と静かに暮らしていたけれど
祖母が亡くなってからは
施設に引き取られました。
母がお見舞いに行くと
子供のように
「ねえちゃん!!」と喜んでらしたけれど
叔母の人生は幸せだったんだろうか・・・
色んな人を想うたびに
その人の断片的な人生を思い出して
考えます。
でも、それもこれも
勝手なわたしの思い込みかもしれない。
幸せかどうかは
本人が思うものだから
わたしの人生はどうだろう
人から見たらどう見えてるんだろう
誰も教えてくれないけれど
実情を知っている妹やら
娘たちから見れば
「波瀾万丈で、苦労続きだったな」
というかもしれないし
友達が見たら
「平凡に暮らせて幸せだったでしょ?」
と言われるかもしれない
この先この人生が
何年続くかわからないけれど
苦しいのはそろそろ
勘弁して欲しいな
最後の最後に
満足行くような最期が
迎えられるよう
日々穏やかに
過ごして行きたいと思います。