今日は
父方の祖母の命日です。
90歳になった父に言っても
すっかり忘れていましたけれどね(￣∇￣)
わたしが人の死に直面したのは
この祖母が最初でした。
癌で亡くなりましたが
亡くなる数日前にお邪魔した時には
小さくなってしまって
わたしの知っている祖母ではありませんでした。
あぁ
もうすぐ亡くなってしまうんだな～と思うと
もの凄く悲しかった覚えがあります。
わたしは
田舎のこの祖母が
大好きでした。
亡くなったのは74歳でしたが
今から考えると
畑仕事で背中も曲がっていて
今の74歳の方よりも
もっと高齢に思えたものです。
祖母は
そんなにゲラゲラと笑う人ではありませんでしたが
わたしが
お腹が痛かったり
怪我をすると
「ほら、こっちにおいで」と呼ばれて
「痛くないか？しみないか？」と声を掛けつつ手当をしてくれて
その手が大きくて分厚くてシワシワで
でも
その時間
祖母を独り占め出来ているような気がして
とても嬉しかった事を覚えています。
祖母からすれば
10人くらいいる孫のひとりで
同居してる孫の方が
近い存在だったでしょうから
そんなに私に対して
思う事はなかったと思いますが
わたしは今でも祖母がしてくれた手当や
「こうやったら早く治るんやで」と話し掛けてくれた言葉を
懐かしく思い出す事があります。
上手く言えないけれど
それって凄く大事だな～って思うんですよね。
たった一度かもしれないけれど
祖母から受けた愛情だったり
優しさを
いつまでも覚えているって事は
ちゃんとその愛情が
わたしの心に届いたって事ですものね。
果たして
私の愛情は
誰かに届いているのかしら。。
貰うばかりで
人に対して
愛情を渡せてない人間になってないかしら。。
ちょっと反省・・
くれくればかりじゃなくて
ちゃんと人に対して
愛情をあげられる人になりたいものですね。
祖母の命日に
そんな事を考えたのも
祖母からのメッセージかもしれません。
ありがとう！おばあちゃん♫
