ちょっと足を伸ばして
一泊で広島を目指した私たち。
まずは阿伏兎観音さんから
鞆が浦へ立ち寄り
雨の中、景色を堪能して
そのまま尾道へ
そして念願の尾道ラーメンを食べました。
そのあと
桜井識子さんがブログで紹介されていた
千光寺へ行くことにしました。
千光寺へはロープウェイで向かいます。
ロープーウェイ乗り場のすぐ側には
駐車場が無いので
線路と道路を挟んで向かい側にいくつかある
コインパーキングに停めると便利です。
ロープーウェイに乗ると
え？
えええええ？？？？
ちょっと待って？？？
神社の上を
まさか？？？？？
そんな
罰当たりなーーーーっ！！
(ﾟДﾟ)(ﾟДﾟ)(ﾟДﾟ)
罰当たりも罰当たりなのですが
ロープーウェイから見える
ご神木が凄すぎて
もうこの時点から主人に
「絶対降りて来たら
こちらの神社へ
お詣りに行く！！」
と宣言していたのでした。
ロープーウェイから見える景色は
さすが尾道！！
と思える素晴らしい景色でした。
これから伺う千光寺も
見えて来ましたよ。
まさにここも
巨石信仰の地ではありませんかっ！！
（ガラスにへばりついて撮影したため
反射しております。）😣
尾道に
まさか立ち寄れると思っていなかったため
ろくに下調べもしないまま来てしまったので
ロープーウェイを降りてキョロキョロ
前を歩く人の後をついて
くるくると橋みたいなのを上がって行くと
そこは展望台でした！！
この日は雨模様でしたが
それでもうっとりするくらいの
絶景で
しばし時間を忘れて
この景色を堪能していました。
展望台から降りると
文学の道が続いていましたよ。
途中
龍のような根っこがあったり
有名な歌碑があったり
それらを見学しながら降りて行くと
千光寺へと到着します。
まずは
こちらが鏡岩です。
上の方に
少し緑に隠れて
丸い部分が見えると思うのですが
昔はこの部分に
太陽や月の光が反射していたそうなんです。
なんとも幻想的ですよね！！
そしてこちらは
玉の岩または烏帽子岩と呼ばれている岩です。
その上には宝珠が乗ってるでしょ？
昔、この上には
実際に不思議な宝珠が乗っていて
夜な夜な光り輝いていたそうです。
それを見た異国の人がやってきて
お坊さんに
「お金を渡すからこの岩を売ってくれ」と
言ったそうです。
お坊さんが
「売ることは出来ないが
いったいこの岩をどうするのか？」と聞くと
異国の人は
お坊さんがこの宝珠に
宝石があることを知らないんだな・・
しめしめ。。と思い
密かにこの宝珠の岩を
持ち去った・・・とか
なんとも罰当たりなっ！！
また別の説では
やはりこの光る珠の事が
海外にまで知られていて
異国からわざわざこの珠を
王様の命令で探しに来たものがいたそうです。
やっとの思いでこの珠を見つけ出し
くりぬいて運び出して
船に乗せようとしたところ
なんと！！
海に落としてしまったそうです。
珠が沈んだ場所なので
そのあたりを玉の浦と呼ぶようになった。
という伝説も残っているそうですよ！
玉の岩は
護摩堂に上がらせて頂くと
より近くで拝見することが出来ました。
下から見てるとわからなかったのですが
本当に烏帽子のような形をした岩の上に
宝珠が乗ってるんですね！
ご本堂をお詣りして
今度は くさり山の方へ進みます。
これは凄い！
よく見ると烏天狗さんが刻まれていました。
ここは石鎚山鎖修行の場として
登る事が出来るそうです。
雨で無ければ
登って見たかったな～
多分先程ロープーウェイから見えた
この場所に登れたんだと思います。
遠くに海を見ながら
巨石がある場所と言うと
和歌山の神倉神社の
コトビキ岩を思い出しました。
（↓和歌山県、神倉神社）
どちらも
遠い遠いはるか昔の
もしかしたら縄文時代あたりから
祭祀が行われていたかも
しれませんよね。
巨石ファンとしては
ちょっとロマンを感じずには
居られませんでした♫
お寺を出てからも
絶景は続きます。
私たち世代は
大林宣彦監督の
尾道三部作
時をかける少女
さびしんぼう
転校生
が
なつかしくて
ロケ地も廻りたかったのですが
このあと
宮島まで行く予定でしたので
このまま山を降りました。
千光寺、
めちゃくちゃ良かったです！
お詣り出来て大満足でした。
