今日は
父の88回目のお誕生日です。
ここまで、
何度か命を落としそうになった事もありましたし
今、現在も白血病です。
ですが
相変わらず、朗らかで
にこやかな父です。
父は、
農家の四人兄弟の末っ子でした。
18歳で地元を離れ
職場結婚で
姉さん女房の母と結婚しました。
昭和の親父なので
たまに、わたしが反抗的な態度を取ると
平手打ちされた事もありましたっけ(笑)
そんな事も懐かしい思い出です。
今、自分が親になって
色々考えてみると
父も必死で子育てしてくれたんだと思います。
自分が親になって初めて
あの時の親の気持ちが
痛いほどわかるってね・・・
今、思えば
申し訳ない気持ちでいっぱいです。
ほんと、心配掛けてごめんなさい。
その分、
今は出来る範囲で
親孝行をしたいと思っています。
嫁ぎ先のお姑さんの介護をしているので
なかなか実家には帰れませんが
週に4回か5回
両親に電話をすることが
唯一のわたしの親孝行です。
毎回、同じ話で
親の方もつまらないんじゃないか
と、思いますが
案外そうでもなく
毎回、凄く喜んでくれます。
昔、あそこに旅行に行ったよね
あの時、ふきのとうが咲いてたよね
泊まった旅館の名前、覚えてる??
そんな他愛ない会話ですが
それでも父はとても喜んでくれます。
母の方は
案外素っ気なくて(笑)
自分が満足すると
「はい、じゃあまたね」ガチャ!
って感じで切られてしまいますが(笑)
父とは軽く1時間会話なんて事も
よくあります。
毎回、わたしの名前と
孫の名前を間違えてますけれど
それでも、
昔の事はよく覚えていて
「じいちゃん(父)が
話した事とか
一緒に遊びに行った時の事とか
よく覚えてくれているな~
懐かしいな~
そんな風に覚えてくれてるってことは
子供に喜んで貰えたって事かな~」
と、うれしそうに話をしてくれます。
ほんとなら
もっと若い時も
こうやって話をしてあげれば良かった。
自分の事ばかりで
お姑さんとの生活に疲れて
両親を思いやる気持ちなど
なかなか余裕がなかった私です。
今更ですが
こうやって両親が喜んでくれるならば
元気な限り
しつこく電話しようと思っています。
友達が
「親孝行したい時には
すでに両親とも居ないのよ」
と、寂しそうに話すのを聞くと
この年齢になっても
両親揃っているわたしは
幸せ者です!
来年もこうやって元気に
父の誕生日が迎えられますように!
さあさ!来年はいよいよ90歳!!
まだまだ寝込んでなんて
居られないからね!
がんばれお父さん!!
そして
大好きだよ!