高知愛媛編のお遍路さん
三日目最後に予定をしていた
明石寺のお参りが15時までに終わりましたので
ちょっとここで予定追加をして
四国別格二十霊場・第八番 十夜ヶ橋に
立ち寄る事に致しました。
今から1200年前に
お大師様がこちらのお寺のあたりを
訪れられた時に
ちょうど日が暮れかかってしまい
橋の下で一晩野宿をされたそうです。
その夜
お大師様は
「悩んでる人を助けたい。
悟りへと導きたい」と思いを馳せられ
たった一夜がまるで十日ほどにも感じられた・・・
という思いを
『ゆきなやむ 浮世の人を 渡さずば 一夜も十夜の橋とおもほゆ』
という歌に詠まれました。
そのエピソードから
十夜ヶ橋というお名前が付いたそうですよ~
あと
お遍路さんを廻るときに
橋の上では杖をつかない。。というお約束がありますが
橋の下でお休みになっているお大師様に
失礼にあたらないように。。という事から
来ているそうです。
2018年7月には
こちらのお堂が水害のため
床上浸水をしたそうです。
道路沿いの賑やかな場所に建つお寺ですので
まさかそんな災害に遭われたとは
信じられなかったのですが
調べてみるとお堂が水に浸かっている画像が
出て来て驚きました。
お参りした時は本堂が工事中のため
御本尊は仮の本堂へ移ってらっしゃいましたけれど
水害の影響もあるのかな??
お参りのあと
早速橋の下のお大師様にも
会いに行きました。
でもね
ここが結構怖くて(( ̄∇ ̄))
わたしは
鳩が苦手です。
一羽二羽だと大丈夫なんですが
大量に居ると怖いんですよね。
ここ、
200羽くらいいるんじゃなかろ~か
というくらい沢山居て
橋の下に行くあたりから
おびえておりました。
とても近寄れないかと思っていたのですが
他のお参りの方が来られて
ちょうど一斉に飛び立ってくれたので
お写真撮れました!
お大師様がすやすやとお休み中です。
鳩の背中越しから
大量の鯉!!
鳩も鯉もどちらの量も半端無く凄いです。
大きな道路沿いで
立ち寄りやすい場所にありますので
別格は廻られてないお遍路さんも
立ち寄られては如何でしょうか・・・
四国別格二十霊場・第八番 十夜ヶ橋
〒795-0064
愛媛県大洲市東大洲1808
TEL : 0893-25-2530