嘘も方便

最近

介護していて

多分、ついても良い嘘を

つきまくっています。

例えば

むか～～し昔の写真を持ち出して

「先週見に行った桜、綺麗だったね～」とか

実際は娘が行ったレストランの料理を見ながら

「ここのご飯美味しかったね～

また行きましょうね～」とか・・

写真に写ってるばあちゃんは

多分、70代だと思うんだけれど(^_^;)

それでも本人もその気になって

「ほんとやな～

綺麗に咲いてたね～

わたし、嬉しそうな顔して写真に映ってるわ」

とまんざらでも無いご様子。

そうかと思えば

ある昼下がりは

「そろそろ仕事探そうとおもうんやけど」

「どんな仕事がしたいですか？」

「そうやな　市役所とか

かたいところがええねん」

「時給どのくらいがいいですか？」

「どのくらいやろね～」

なんて。。(^_^)

「いくつやと思ってんの？

92歳で雇ってくれるところなんて無いよ」

と、言うのは簡単かもしれませんが

ご本人の夢に乗っかって

一緒にアルバイト先を探したりしています。(^_^)

うん○のお世話や細々なお世話などなど

何より自分の自由に動けない事が窮屈で

イライラしようと思えば

いくらでもその理由になる事件はありますが

自分が穏やかに過ごすために

ばあちゃんの妄想に付き合って

日々ゆらゆらと漂っていたいと思います・・・(^_^)